保育園から歩いて３分程の場所に「大手町２丁目公園」があります。

５歳児の子どもたちは、園から近くて、思いっきり走れる広さがあって、いろいろなたくさんの虫がいて、遊具もある２丁目公園が大好きです。

公園に向かう途中、「ジジジ…」とセミの声が聞こえてきました。

Aくん「セミってオスが鳴くんだよ」

Bくん「オスが鳴いてるってことはメスもいるんじゃない？！」

担任「メスも鳴くのかな？」

Cくん「メスは鳴かないよ」

Bくん「メスもいっぱい集まってるかも」

セミに夢中になっている５歳児の子どもたちの会話からセミの生態に関する内容が聞こえてきて驚きました。日頃から捕まえ、観察し、図鑑で調べているうちにセミ博士になっていたのです！

この日は、セミの鳴き声だけではなく、ちゃんと姿も見せてくれて、子どもたちはセミ捕りに夢中になりました。

念願のアゲハもゲット！

暑いので日陰にシートを敷き、こまめに水分補給をしました。

「セミは怖いけど触ってみたい」そんなお友だちもいましたが、虫好きのDくんが掴み方を教えてくれていました。

「セミ触れたよ！Dくん、ありがと！」満面の笑顔がとてもステキでした！

虫捕りを通して、セミのことに詳しくなったり、お友だちの良いところに気付いたり、自己の充実へと繋がるやり取りも見られたり…子どもたちにとっても、担任にとっても楽しい虫捕りとなりました。