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ロボット・カミィ~5歳児発表会~

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ロボット・カミィ~5歳児発表会~

ロボット・カミィ~5歳児発表会~

保育園生活最後の発表会は、増田西公民館の大きなステージで行いました。

劇は大好きな絵本「ロボット・カミィ」の世界の表現に取り組みました。

ナレーターの役割も子どもたちが行います。劇の始まりを伝えるため、一番最初に登場します。
子どもたちが紙で作ったロボットに「カミィ」と名前をつけました。
突然、動き出したカミィは元気いっぱいに動き回り、子どもたちが持っていた「ちびぞう」を欲しがります。

子どもたちに「ちびぞうを作ろう」と誘われ、保育園にやってきたカミィですが、一緒に遊んでいる途中で、ケンカになってしまい、子どもたちは外へ出ていってしまいました。

青信号を渡っていた子どもたちの列に、ブレーキのきかなくなったダンプカーが近づいてきた時、カミィが飛び出してダンプカーを止めようとしました。

子どもたちは、カミィがダンプカーを止めて、みんなを助けてくれたことを話し合います。
紙から鋼鉄のロボットになったカミィと一緒に、みんなで歌「せかいじゅうのこどもたちが」をうたいました。

劇では、ひとりひとりのセリフがあり、そのやりとりで物語を伝えることに挑戦しました。ストーリーに沿って、それぞれが役割を果たすためには、セリフを覚えた上で、相手と合わせようとすることも大切です。取り組みを重ねる毎に堂々と発表する姿が見られ、「みんなに見てほしい」という気持ちで当日を迎えました。

大勢の人の前で、少し緊張しつつも、みんなで伝えることに挑戦した最後に歌った「世界中のこどもたちが」は、子どもたちの頑張りや想いが表れていて、胸が熱くなりました。

「得意なこと披露」では、子どもたちがやりたいこと、披露したいことを発表しました。

みんなで考えた踊りや・・・
大好きな「にじ」の歌に・・・
ダンスとコマ回しを披露しました。

新技を考えたりするほど大好きなコマは、「絶対にやりたい」熱い想いから、ダンスチームとのコラボで発表しました。

発表当日、アクシデントで上手くコマが回らずに、曲が進んでしまうハプニングがありました。

踊りの途中で裏に戻ってきたAくんの表情を見て、保育者が「もう1回、やる?」と、尋ねると、Aくんは大きくうなづいて、諦めたくない気持ちを伝えてくれました。

そこで曲のタイミングを見て、「ここで、やろう」と合図を送ると、Aくんは堂々とコマ回しを披露し、見事成功!!

実は発表会当日、Aくんのお母さんが体調不良で参加できず、おばあちゃんとの参加でした。お母さんのためにビデオ撮影するおばあちゃんの前で「ママに見せたい!」と、最後まで諦めずに頑張ったAくんの姿に、おばあちゃんは涙ながらに「がんばったね」と喜んでいました。

本番でのアクシデントでも、諦めずに再挑戦したい気持ちをしっかり伝えられた姿に大きな成長が感じられ、とても感動した発表会でした。

卒園まで5ヶ月。こどもたちがやりたいことに安心して挑戦できるよう、一緒に楽しんでいきたいと思います。

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