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ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代2023

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ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代2023

ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代2023

福島県猪苗代町で行われた芸術祭に職員有志で参加しました。

この芸術祭は「アート×学校×地域」により、子どもたちの感性を育みながら、想像と創造の熱を猪苗代から発信する芸術祭です。

バスで猪苗代町内の学校6校14の絵画作品をめぐる鑑賞会では・・・

アーティストと小中学生らが思い思いに表現した絵画作品は、どの作品も素晴らしく、ひとつひとつ丁寧に描かれている「ゼロから生み出されたアートの世界」は、圧倒される程、見応えがあり、どの作品も、その場を去ることが名残惜しいほどでした。

学校という学びの場で表現し、展示されている作品は子どもたちの自由な発想の豊かさ、エネルギーが満ちあふれていました。

それを引き出しているアーティストの方々の素晴らしさ、PTAの方々や猪苗代町民や支援者の方がサポートしている関わりも、子どもたちの未来をみんなで守り、支えている環境の素晴らしさは、保育園での子どもたちとの関わりにも通じるものがあり、大変学びの深い鑑賞会でした。

第1回作品では、磐梯山と共に、雲で「くじら」も表現されていました。

また、学校内では現在の子どもたちの作品を拝見する機会もあり、どれも個性あふれる作品ばかりで、猪苗代で行われているアートの取り組みが子どもたちの中で芽吹き、育まれていることも感じました。

それから、猪苗代高校の文化祭でのワークショップでは、高校生のサポートのもと、壁面にローズのステンシルを体験しました。猪苗代で育まれているアートの世界に参加できる体験も、現地でこそ味わえる醍醐味でした。

ツアーの最後に体験したインドのワルリ画家「ワィエダ兄弟」によるワークショップでは、アーティストから、

「絵を描くことは子どもを育てることと同じこと。

 大人にすることが目的ではなく、プロセスを大事にすること。

 完成することが目的ではなく、プロセスが大切である」

というアドバイスをいただき、大変感銘を受けました。

ワークショップで描いた職員の作品です。

当園では新園舎完成後、現園舎の解体前にメモリアルイベントを企画し、子どもたちや保護者の皆様、手倉田保育所に携わった皆様、地域の皆様と共に、これまでの想いを表現できる場を持ちたいと考えています。地域と共に歩んできた「手倉田保育所」からの想いを、これからの「手倉田くじら保育園」の歩みへと繋いでいきたいと思います。

#WAF猪苗代

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