２歳児のこどもたちと、歩いて５分のところにある大手町２丁目公園にお散歩に出掛けました。

こどもたちは地面を見つめながら「どんぐりないね～」「どこにあるのかな～」と、腰をかがめてドングリを探していました。

保育者も一緒に探したのですが、なかなか見つからず、ようやく見つけられたのは２つ。

ドングリ探しをしていたこどもは５人です。

見つからなかったことにがっかりしながら、2歳児のこどもたちは園に戻ってきました。

同じ日、５歳児のこどもたちも同じ公園に出掛けました。2歳児と5歳児の散歩は、時間帯が異なるため、フリーの保育者がどちらも同行しました。

5歳児との散歩中、2歳児のこどもたちが一生懸命、ドングリを探していた姿がよぎり、ついついドングリ探しに夢中になっていると、5歳児のAくんから「なにしてるの？」と声を掛けられました。

２歳児のお友だちの話を伝えると、「じゃあ一緒に探してあげる！」と、ドングリを探しはじめました。

いつの間にかBくん・Cちゃんも仲間に入り、「あったよ　ここにもあるよ！」と、次々に見つけ、あっという間にビニール袋が、どんぐりでいっぱいになりました。

保育園に持ち帰ってから、「ひまわり組（2歳児）のお友だち、喜んでくれるかな～」「そうだ、お手紙も書こう！」と、喜ぶ姿を想像しながら、お手紙も書きました。

お手紙と一緒に、ドングリを2歳児クラスへ届けに行きました。

「ひとり、3個ずつだよ」「みんなの分あるからね」と、優しく声を掛けていました。

ひとりひとり、手渡してもらい･･･

じっくり観察したり･･･

しっかり、つまんだり･･･

ドングリの帽子も見つけて、大喜びです。

5歳児のこどもたちの優しさが、とっても嬉しいプレゼントでした。