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食べ比べ
5歳児のコツコツ籾すりしていた玄米が、みんなで食べられる位の量になりました。
「どうやって食べるか」を話し合い、「自分たちで炊くこと」「塩で食べること」にしました。
水の量をはかるために、玄米の量をはかります。
玄米をとぎます。水の冷たさ、玄米の感触などに驚きながら、みんなで食べる量をみんなでとぎました。
今回は前日から水に浸けていた玄米と、当日洗った玄米の2種類を炊きました。
飯盒(はんごう)で、火力を調節しながら25分かけて炊きました。
ふつふつと、お湯が沸く音がしてから、だんだん「ごはん」の匂いがお部屋中に広がってきて・・・
美味しそうに炊き上がりました!
田植えや稲刈りを経験し、脱穀、籾すりと玄米になるまでの過程を経験し、目の前で炊いて、みんなで食べた玄米の味は格別だったようです。
一晩水に浸けた玄米と、当日洗った玄米の硬さの違いにも気づき、それぞれ「どちらが好きか」を話したり、調理方法にも興味が広がっていました。
毎日のように食べている「ごはん」ですが、お米ができるまでを実際に経験する機会を通して、「ごはん」がより身近になったように思います。また、「ものづくり」の過程を知ったことで、考えたり、話し合うことが増えたことで、こども同士の仲も深まったように感じています。
卒園まで3ヶ月。みんなで考えて、一緒に楽しんで思いきり保育園生活を満喫してほしいと思います。