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桜の植樹式

くじら組(5歳児)のこどもたちが考えた「くじら組でやりたいこと」のひとつに「桜の樹を植えたい」想いがありました。
新しい園庭にこどもたちと植樹をするにはどうしたらよいかと考えていた時に、宮城県農業高等学校科学部の「桜プロジェクト」の活動を知り、お願いしました。
植樹式前日、授業が終わってから高校生6名が来園し、暗くなるまで事前準備作業をしてくださいました。


植樹式当日、苗木の由来を高校生から教えていただきました。

今回、用意していただいた苗木は「玉夢桜」です。
宮城県農業高等学校では東日本大震災の津波に耐え、奇跡的に生き残った桜をバイオテクノロジーの技術を応用して育てられています。
「玉夢桜」の由来は花の形が丸みを帯びていること、復興を成し遂げて夢や未来に想いをはせてほしいとの願いを込めて命名されたそうです。
植樹するにあたり、「桜が咲くように、けんかをしないで仲良く植える」ことも教えていただきました。

高校生に協力していただいて桜の植樹ができる貴重な機会に田﨑理事長も駆けつけました。
高校生の苗木紹介を聞き、活動内容に感銘を受け、今回のご縁に感謝すると共に新園庭に植える「玉夢桜」の玉は「玉のようにかわいい」とこどもたちを表現することもあり、保育園のイメージにぴったりだと感動しました。

今回、用意していただいた苗木はフラスコから出して1年生長した苗木を提供していただきました。
参加者みんなで土入れを行いました。












花が咲くまで3~4年かかるそうです。花が咲く頃、保育園の玉夢桜の前でみんなに会えることを楽しみに、桜の生長を見守りたいと思います。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。