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桜のせんせい

くじら組(5歳児)のこどもたちが、そら組(4歳児)の時に、桜の植樹でお世話になった宮城県農業高等学校の科学部の皆さんに「桜の育て方」について質問の手紙を送っていました。
春になり、高校から「学校の桜を見に来ませんか?」と誘っていただき、みんなで行ってきました。

宮城県農業高等学校はいろいろな種類の桜を育てており、種類によって開花時期が異なるため5月上旬まで桜のリレーが楽しめるそうです。

こどもたちと植えた玉夢桜の開花時期は終わっていましたが、「開山(かいざん)」という種類の桜の前で、水やりはしなくていいこと、そのままで育つことを教えていただきました。
間近で見る桜の花びらに興味津々のこどもたちに「触って見てもいいよ」と声をかけていただき、じっくり観察してきました。


次に見せていただいたのは「普賢象(ふげんぞう)」という名前の桜でした。
色の違いに気づいたこどもたちは「うすいピンク、かわいい」「保育園の図鑑と一緒だ」と口々に話し合いながら観察を楽しみました。


次に案内していただいた場所は「無菌室」です。入室するために2人1組でエアーシャワーを浴びてから入室します。順番を待つ時間がアトラクションを待つような気持ちで、こどもたちはワクワクしていました。
「ちょっと、こわい」と、ドキドキしていたお友だちは職員と一緒に入室しました。


園に植樹していただいた「玉夢桜」を培養した場所は、無菌状態にするために絶えず風が吹き出しており、こどもたちは手をかざして確認していました。


培養室で生長した苗の様子を見た後、

実際の苗木の前で、育て方を教えていただきました。
保育園の桜の樹が誕生した場所で実際に育てた高校生からお話を伺い、こどもたちは保育園の桜の生長がますます楽しみになったようです。
こどもたちの「桜のせんせい」である科学部のみなさん、これからもよろしくお願いします。