手倉田くじら保育園 社会福祉法人くじら手倉田くじら保育園

ありがとう

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ありがとう

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くじら組(5歳児)のこどもたちが訪問した宮城県農業高等学校では、牛部の学生さんたちのご厚意で、牛の見学とふれあい体験もさせていただきました。

こどもたちより大きな動物を間近で観察できる機会は少ないため、広い芝生の上を悠々と歩く牛たちの姿を、こどもたちは興味津々で見つめていました。

牛部の学生さんたちに誘導していただき、ひとりずつ、牛のおなかを触る体験をしました。

高校生のお姉さんは「みんなと同じように歯があるよ」とお話しながら、牛の歯を見せてくれました。

こどもたちに分かりやすいように考えてお話してくれた高校生の話を、こどもたちは真剣に聞いていました。

「みんながお母さんのおっぱいを飲んで大きくなったように、牛の赤ちゃんはお母さん牛のおっぱいで大きくなるんだよ。みんなが飲んでいる牛乳は、牛の赤ちゃんから分けてもらっているんだよ」

と教えてもらった時には、こどもたちから自然と「牛さん、ありがとう」という声が上がっていました。

こどもたちが「桜の育て方を聞いてみよう」と高校生に手紙を書いたことから、学校に誘っていただき、実現した高校訪問。貴重な体験を通して、こどもたちの心に響くものがあったと感じています。

訪問当日、畜舎から校舎までのルート案内やバスの誘導、牛に触った後の手洗いができるよう配慮していただいたこと、桜や牛の説明の時には、こどもたちが分かりやすいようにお話いただいたことなど、高校生たちの思いやりあふれる対応に感謝の気持ちでいっぱいです。

また、高校生から「大きくなったら、宮農(高校)においでね」と声をかけていただきました。こどもたちはきょとんとしていましたが、未来の選択肢が増えたようで嬉しい声がけでした。

宮城県農業高等学校の皆さん、本当にありがとうございました。これからも、よろしくお願いします。

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